わが国最古の船着場跡

わが国最古の船着場跡
 上の写真は平成8年に発掘されたわが国最古の船着場の復元模型
です。原の辻遺跡は玄海湾に面した内海から1.5km幡鉾川を
遡った場所に造られている。その川から「一大国」の都に上陸する
ための船着場です。
魏から邪馬壹国への使者もこの船着場を利用したことになる。
長さ10mの2本の突堤と幅7mの道路が作られている。

ところで幡鉾川の「幡鉾」とは占部さんのご説明では「天子の軍が
掲げる旗」の意味であるという。「一大国」の王が天子を称したかは
不明であるが少なくとも都へ続く川の名前として思いを込めた名前を
つけたことになる。


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