志賀海神社は2000年の歴史を持つ古社。元々博多湾志賀島の北側にあったものを 西暦300年頃に島の南側の現在の場所に移したといわれている。この神社の祭神は ワタツミの神と呼ばれ海の精霊を意味する。志賀海神社は博多湾の古代の豪族安曇族に よって奉斎されている。安曇族は古事記にも日本書紀にも登場する九州の豪族で志賀海 神社の宮司は現在でも安曇姓である。 この神社で4月と11月に「山誉祭」の祭典が行われ、「君が代のルーツ」と思われる 口上が述べられる。