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総社は国家鎮護の社として国府の地に創建されたといわれている。 常陸国総社社伝では、天平年間(729−749年)に聖武天皇の勅命によって天神地祇の中、霊験の 御神6柱を勘請合祀したといわれている。常陸国総社の6柱はイザナギの尊、大国主尊、スサノオ尊、 ニニギ尊、オオミヤヒメ尊および布留(フル)大神である。 常陸の国一之宮はいうまでもなく鹿島神宮であり、その祭神はタケミカヅチである。タケミカヅチは 出雲に出向いて大国主尊を征服した神である。常陸国総社の6柱には大国主尊とスサノオ尊があり、 タケミカヅチは摂社にはあるものの、総社の祭神に入っていないのは何故なのか、興味がある。 |