常陸国府
奈良に平城京が建設されると地方の国府も巨大な礎石を持った柱、瓦葺きの屋根の壮大な国衙
(国司が政務をとる官庁)が築かれた。常陸国府は現在の石岡小学校の場所にあった。昭和45年に
発掘調査が行われ、国衙の跡が発見されている。正殿、東殿および西殿が建っていたとのこと。
この国府は養老三年(719年)に常陸守として着任した藤原宇合が建設の計画をたて、建設は
その後の常陸守の時代に行われたものと考えられている。
当方が今回宿泊したホテルの住所は「石岡市国府」になっている。まさに石岡は国府の町である。
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