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台北での最初の観光は「龍山寺」である。ここは清の時代1738年に創建された台湾最古の寺院で 観音菩薩像をはじめとする仏像と、後殿には道教の神々が祭られている神仏混交の寺である。入口で おじいさんが日本語で話しかけてきた。参拝の仕方を教えてくれるという。線香7本を持って仏様から 順番に拝んで1本づつ香炉に挿して行く。商売繁盛や受験の神様もあり、最大の売り物は縁結びの神様 である。この神様にお願いするには、名前・住所・電話番号などを胸の中で唱えて、おまじないの小道具 (半月型の木片で2個で1組)を下に落として1枚が表、他の1枚が裏となれば願いが聞き届けられて 「赤い糸」が貰えるというもの。このおじいさんは76才で日本の軍人として終戦をマレーシアで迎えた という。お礼に100元を渡すつもりでいたら台湾のお茶を紹介するという。近くにおじいさんの知って いる茶店で台湾茶をご馳走になる。お土産に200元の烏龍茶を購入した。その代わり100元は取り やめた。 |