征夷大将軍坂上田村麻呂伝説

征夷大将軍坂上田村麻呂伝説

 津軽に伝わる伝説では桓武天皇から蝦夷征討の命を受けた征夷大将軍
坂上田村麻呂が山に潜む蝦夷を誘い出すために大灯篭を造り、この中に
兵を忍ばせたという日本版トロイの木馬説があります。
この説を伝えている代表例は青森市浅虫です。
 しかし田村麻呂は797年(延暦16年)征夷大将軍に任ぜられ、
彼が拠点を築いた最後の場所は803年の志波城で、現在の盛岡市の
南方20kmです。津軽の地には到達していません。
「ねぶたのルーツ」は津軽藩祖の津軽為信公が京都で始めた「津軽の
大灯籠」説もあります。この内容については後述します。


次へ

佞武多のルーツへ戻る

ルーツの広場へ戻る

トップへ戻る