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左の写真は久重の名作「万年時計」です。嘉永4年(1851)に 完成した最高傑作です。江戸時代は不定時法で日出と日没を基準に 昼夜を各6分して「一刻」とするため季節によって 「一刻」の時間の長さが変化するため従来の和時計では季節に よって表示板を変更することが必要でしたが、この万年時計では 1年に一度ゼンマイを回すだけで自動的に調節する機能を備え 1年中使える画期的なものでした。 右の写真はJR久留米駅前に設置された太鼓時計の本物(複製)で、 内部の仕掛けにより定刻になると太鼓を打ち、鳥が動き時を告げる 仕組みといいます。 上の二つとも神奈川県川崎市の東芝未来科学館に展示されています。 |