古代の心御柱

出雲大社入り口 出雲大社


 左の写真は平成12年に発掘された古代の心御柱。
3本を束ねた心御柱の直径は3.6mで、現在の3倍の太さになる。右の写真はその復元した柱。
高さ16丈(48m)の本殿を支えた柱が実在したのである!

 地元の情報誌「ゆうほ出雲」によれば、板材の年輪年代測定法により、木材が1229年に伐採され
1248年の本殿遷宮に利用されたものと判明した。しかしながら970年に編纂された古書によれば
当時既に出雲大社は高さ16丈(48m)とある。従って今回発見された柱より更に300年古い柱が
あったことになる。また本殿の高さが96mあったといわれる「上古」の時代とは何時のことか、本当に
あったのだろうか?出雲の謎の一つである。


次へ

出雲大社と出雲の国のルーツへ戻る

ルーツの広場へ戻る

トップへ戻る