神魂神社

神魂神社の本殿 神魂神社


 左の写真は出雲大社ではありません。しかしそっくりでしょう!
この神社は出雲国松江にある神魂(カモス)神社です。出雲大社にそっくりな理由は、「大社造」で
あること、そして本殿の「寸法が出雲大社の1/2」になっているためです。
神魂神社の祭神はイザナミ神。この神社は1346年に造営、火災で1583年に再建、現存の
出雲大社より古い日本最古の大社造である。1744年の出雲大社再建の際に神魂神社本殿倍率が
採用されたという。また大社では、本殿の床下は箱状に囲われており見ることが出来ないが、神魂神社
ではそれが無いので9本の柱の状況がよく分かる。

 出雲国造の祖である天穂日命から25代の国造までこの神社で奉仕し、出雲大社の創建に伴い
716年に国造が杵築へ移住したとある。ということは、こちらの神社が本家になるのではなかろうか。
 また出雲大社本殿の天井には7重の雲が描かれているが、神魂神社本殿の天井には9重雲が描かれて
いるという。何故「八雲」ではないのだろうか。


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