西洋りんごのルーツ(その3)

西洋りんごのルーツ(その3)

*西洋りんごのルーツはコーカサス地方

日本がアメリカから導入した西洋りんごも元々はヨーロッパから
アメリカに導入されたものです。1620年にイギリスからの
移民によって苗木が持ち込まれたとされています。
西洋りんごのルーツは先述の「リンゴ品種大観」によれば黒海と
カスピ海に挟まれたコーカサス地方といわれています。コーカサス
地方は旧ソ連のグルジア共和国の付近で、トルコの東方、イラクや
イランの北方にあたります。
西洋りんごは元々この地方に原生していたと考えられている。
百科事典Wikipediaによればトルコで8000年前の炭化
したリンゴが発見されており、またスイス地方の遺跡からは
4千年前の炭化したリンゴが発掘されているとのこと。4千年前の
人が食べたリンゴの味はどんなものだったのでしょう。


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