ハイネッケン

ハイネッケン ハイネッケン


 オランダのビールといえばハイネッケン。
1863年ジェラルド・アドリアン・ハイネッケンが1592年創業
のデ・ホーイベルヒという醸造所を買収して自分の名前を社名とした
もの。本物は美味しい!!
この建物の中では麦と水とホップを材料にビールを職人が手で攪拌
しながら造る様子がデモされていた。

 日本には1600年代に長崎の出島を通してビールが持ち込まれた
といわれている。またビールが記録として初見するのは享保9年
(1724年)時の将軍徳川吉宗公の命により奥坊主が江戸に参府した
オランダ商館長一行に吉宗公の質問とその回答を記録した「和蘭問答」
といわれている。
日本人の「ビール」という発音はオランダ語からきており、寛政10年
(1798年)に編纂された「蛮語箋」にもオランダ語と日本語の訳が
記載されている。ここには「麦酒」は「ビール」と記載されている。
従ってオランダでは今でも「ビール」と発音しているのではと思い、
3カ所で確認したが、彼らの答えは「ビヤー」と英語流である。
300年前のオランダ語と現代のオランダ語は変化したのだろうか?
(日本でも300年前の言葉と現代の言葉が変わっているように)


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