世界遺産キンデルダイク風車地区

世界遺産キンデルダイク風車地区 世界遺産キンデルダイク風車地区


 風車地区の入り口にはお土産屋を兼ねたお店がある。しかしここには
ハイネッケン(ビール)ないという。
やむを得ず、サンドイッチとコーヒーの昼食とした。犬も暑そう!
右の写真は、近くにある会社(IHC)の写真であるが、ここは江戸
時代の日本と極めて関係が深い会社である。
1860年(安政7年)咸臨丸が勝海舟他を乗せて太平洋を横断し
サンフランシスコに入港したことは有名であるが、その咸臨丸を建造
したのが、この会社である。1857年咸臨丸はこのキンデルダイク
にてJAPAN号(ヤパン号)として、当時のSmit造船所が建造
した。現在はIHC HOLLANDとなっている。
JAPAN号は当時の江戸幕府がオランダに建造を依頼したもの。

 なおオランダ人が初めて日本の地を踏んだのは1600年
(慶長4年)豊後の国(現在の大分県臼杵市)に漂着したオランダ船
リーフデ(Liefde 慈愛)号の乗組員ヤン・ヨースティンで、後に
徳川家康の軍事顧問となり、江戸に屋敷を与えられ、現在の「八重洲」
のルーツとなった。
この点については「東京・八重洲のルーツ」を参照。


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