吉野ヶ里遺跡
写真左は吉野ヶ里で発掘された鏡で前漢鏡です。弥生時代中期後半
の甕棺墓から発掘された女性司祭者と一緒に発掘されたものです。
絹の衣をまとい、南海産の貝殻でつくられた多数の腕輪を両腕に付け、
中国製の上質の鏡を持つこの女性司祭者は、まさに卑弥呼のイメージ
ですが、卑弥呼より早い時代です。(残念)
写真右の楯に「巴型銅器」と呼ばれるものが付いています。
先の末廬国の遺跡からも発掘されています。身を守るための魔除けの
意味合いを持つ楯の飾金具と考えられています。
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